トランプ大統領 WHOからの脱退を表明 大統領令に署名
アメリカのトランプ新大統領はWHO=世界保健機関から脱退すると表明し、大統領令に署名しました。WHOについて、トランプ氏は1期目の政権時に新型コロナウイルスをめぐる対応が中国寄りだと批判し、脱退することを国連に通知しましたが、バイデン前大統領が就任初日にこの方針を撤回していました。アメリカはWHOへの最大の資金拠出国で、脱退すれば、WHOの運営に支障が出ることは避けられないほか、パンデミックなどに対する国際的な取り組みに影響が出るおそれもあります。
【速報中】トランプ新大統領 パリ協定離脱の大統領令など署名
アメリカの第47代大統領に共和党のドナルド・トランプ氏が就任しました。地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」から離脱する大統領令に署名するなど、バイデン政権からの大幅な方針転換を次々と打ち出しています。また「前政権の破壊的で過激な大統領令などを撤回する」と述べ、バイデン前政権時代に出された移民や環境、それに「DEI」と呼ばれる多様性などの理念に関するものを含む78の大統領令などを撤回する大統領令に署名しました。そして「メキシコとカナダに25%の関税を課すことを検討している。2月1日だろう」と述べ、来月1日からメキシコやカナダからの輸入品に25%の関税を課す考えを示しました。トランプ氏の動きや発言など最新情報を速報でお伝えしています。記事内では就任演説での発言を詳しく紹介しています。
トランプ大統領“メキシコとカナダに25%関税検討”2月1日から
アメリカのトランプ新大統領は就任演説で貿易制度の見直しに着手するとした上で国民を豊かにするために外国に関税を課すと強調しました。そして2月1日からメキシコやカナダからの輸入品に25%の関税を課すことを検討していると明らかにしました。
“TikTok実質禁止”の措置 75日間猶予を命じる大統領令に署名
20日に就任したアメリカのトランプ新大統領は、中国系の動画共有アプリ、「TikTok」をアメリカで実質的に禁止する法律の執行について、75日間、いかなる措置もとらないよう司法長官に命じることを盛り込んだ大統領令に署名しました。TikTokは中国の親会社がアメリカ事業を売却するなどの継続に向けた対応を検討することになり、トランプ氏は新たな合弁事業を設けてアメリカの資本が50%の株式を持つことが望ましいという考えを改めて示しました。
トランプ新大統領 「パリ協定」から離脱する大統領令に署名
アメリカのトランプ新大統領は「私はただちに不公平で、一方的なパリ協定から離脱する」と述べて、地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」から離脱する大統領令に署名しました。
トランプ新大統領就任 日本は?世界は?各国の反応
アメリカの第47代大統領に共和党のドナルド・トランプ氏が就任したことについて、日本と世界各国の反応です。
ガザ地区救急当局 “がれきの下に1万人以上取り残されている”
イスラエルとイスラム組織ハマスが停戦の期間に入り、パレスチナのガザ地区では、20日も双方の間の大規模な戦闘は伝えられていません。一方、ガザ地区の救急当局は、1年3か月以上に及ぶ戦闘によって確認されている犠牲者のほかにがれきの下に1万人以上が取り残されているとの見方を示しました。